ソーシャルサポートで「素敵」発見!
縦割り班での実施を試みたことには,教育的な意図があります。それは,子ども達同士で「ソーシャル・サポート」を発揮させたいからです。この「ソーシャルサポート」には4つの側面があります。一つ目は,人に対して「共感をしたり,関心を向けたり,悩みを聞いたりする「情緒的」なサポート,二つ目は,物をあげたり,貸したりする「物理的」なサポート,三つ目は,問題の解決に役立つアイディアやアドバイスを与える「情報的」なサポート,そして,四つ目は努力したことや貢献したことを評価したり,感謝を伝えたりする「評価的」なサポートです。これらのサポートが縦割り班での活動の中では交換される機会が明らかに増えるからです。
助け・助けられる,配慮し,配慮される経験をすることが,居心地の良い,自分の居場所を感じられる場としての「学校」を創ることに繋がります。
晴天に恵まれて,数多くの「素敵」が生まれた一日となりました。
令和6年5月2日 日比崎小学校 校長 石原政信